だいぶ気温が上がってきましたね。

今回の登場はAI Nikkor ED 300mm f/4.5S (IF)です。
気になったので出物を見つけてレビューしてみた次第です。D5とD700で見ていきます。

SD 5050K +マゼンタ10
まずは安定を探して、晴天のf/8です。無難です。

SD 5150K +マゼンタ10
ピント面までは50m程度あります。標識の少し手前で作っています。抱えた前ぼけは安定感があります。コントラスト充分で、中心だけの解像で言えば開放でも使えなくはないです。

SD 4650K +マゼンタ5
使えなくはないというのはこれが所以で、開放は若干甘いです。
しかし2000万画素でも見れるレベルには解像しますので、一段絞る余裕だけ手にしてやれば使い所はあると思います。

SD 4650K +マゼンタ15
夜間の作例です。EDレンズの力は偉大で、補正充分、解像力もあるのでD5の高感度と合わせていけばそれなりには使えると思います。
D5のほうは案件の合間に取材を重ねているので、電車ばかりなのはご容赦下さい…
これよりD700です。

SD 4600K

SD 4600K
ほとんど意味のない比較を。ピークはf/11付近のようで、ハッキリと解像して収差も飛ぶので、可能ならf/8以降が理想と思います。

SD 5300K
…
まとめます。
昼行限定なら未だ需要があるレンズだと思います。一段絞る余裕がある場面で登板させるなら充分で、二台目の望遠レンズや、バックアップ要員として連れて行くにも良いと思います。
ひとまず中古での出物がある以上は未だ見かけることもあり、欲しければどうぞと言いたいところですが、やはり年代物ですから、さほどコストの変わらないAF300/4Sに行ってしまうのが無難だと思います。なによりあちらはAFがあります。
300mmという焦点距離ですので、上位互換にサンニッパもいる故、別にこのレンズじゃなくてもいいと思います。(正直)
以前取り上げたこいつ比の話をすると、収差補正により磨きがかかっていることと、EDレンズによる逆光時の性能向上があります。あとは製造時期によるものもあると思いますが、以前のものは絞り羽根が6枚であり、当レンズは9枚です。使いやすさは少し向上したと思います。
三脚座については退化しており、90°ごとにクリックしていたのが完全フリーとなっており、少しばかり使いづらくなっています。
鏡筒はくびれており、より細くなっております。
最短撮影距離は4mから2.5mと格段に短くなりましたが、その分ピントリングの回し量がかなり増えています。正直筆者としてはEDなしの方が操作性は高いと感じています。
当レンズが昨今のAI-Sレンズ高騰の煽りを受けている印象はそんなにないですが、欲しければ手に入るうちに手にしていただきたいと思います。
- 焦点距離…300mm
- 開放f値…f/4.5
- 最小f値…f/32
- 絞り羽根…9枚
- 最短撮影距離…2.5m
- レンズ構成…6群7枚
- フィルター径…72mm
- レンズフード…繰り出し式

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