4月が嫌いだ。

先月から降り積もるこの気持ちの悪さが咲き誇る。

通常忘れるはずのものが陽が差す中で舞い戻る。

その度蒙昧な人間の言葉に耳を刺される。

吐き気がする。

そうして瞼を閉じないよう懸命に努力しても、舞い込むのはクソみたいな輝き。

分厚い面をした人間の、上澄ですらもう見たくなくなって、醜さだけ探し始める。

こんなことのために目を開けていたのか?

今際の際からそんなことばかりを嘆いている。

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