旅とカメラと鉄道と…
ビルのすきまに生きる駅。 陽を浴びて駆けて行った。
22時ちょうど。冬の風が吹いている。
廻る空と廻る時。そこに居続ける者にしか解らぬ時は、確かにあった。
いま、進んでいく。
1982年11月1日開業。
雨音だけが響く自然の静けさの中に、ゴトゴトと列車がやってきた。