もう3月ですって(驚)

AI AF Nikkor 85mm f/1.8Sです。
とあるお出かけで使いそうだったので、とりあえず使う使わないにかかわらず購入しました。(ちなみにその予定はなくなった)
おもにD5で見ていきます。

SD 5300K
中距離でのf/2からです。世代のような絵なんですが、どこか違いを感じます。

SD 5800K
なんというべきか、ピント面のキレと、とにかくボケに目が行きます。

SD 4800K +マゼンタ5
色乗りが良いような気がします。しつこさのないD5の絵作りでも、スタンダードからノリノリで、ここは使いようだと思います。開放からコントラスト充分なところも影響していると思います。

SD 5700K +マゼンタ10
天気の関係でハイライトの処理が難しいところ、道路の反射にも情報を残しています。ピントは画面中央ですが、解像も充分です。この辺りで実力を見ています。

SD 5600K +マゼンタ10
一段も絞っていないんですが、中心の解像に驚いています。周辺に行くほどさすがに甘いですが、ここまでやってくれるのであれば今でも戦力です。

VI 5500K
こちらだけビビットで。やはりピクチャーコントロール一つ変えるだけで出てくるものが変わってきます。恐ろしい線の描きように加えてこの色乗りですから、素質十分だと思います。高画素機で使ってみたいと感じました。
これより下はD700です。

SD 5000K
逆光向きです。ピントは対岸ですので大きく抱えているわけですが破綻が少ないです。レンズフードを装着しています。

SD 5000K
絞った際の解像は、同じ世代に通ずるものがあり、世代らしいと言ってしまえば一言で済みます。線が細いです。撮影距離が近い方が真価は見えてきます。
だいたいf/4くらいからは絞っても被写界深度の変化だけです。
所感
初めの感想としては、なんちゅうか、期待通りのラインをいくレンズでした。f/1.4の規格を触っていないので何とも言えませんが、f/1.8のこの世代でここまでやってくれるのかという部分にもっと委ねてよいと思いました。
実はGタイプの同規格を触ったことがあり、これとの比較でも、コストで勝る当レンズは、未だ欲しければGOでよいと思います。むりにGタイプを勧めようと思わない程、この規格が安定していると思います。
AFニッコールらしい絵作りかと思えば、ボケと色乗りがそこらのAFニッコールと違うことに気づきます。かと思えば砕けてくれるようなノリの良さはあまりなく、開放から堅実派ですので、仕事を延々淡々こなしていくようなタイプです。絞った時の線も、AF50/1.4Dほどの主張もなく、ポートレートでの使用も想定されるということで調整されているものと勝手に思います。おのずと開放近傍ばかりの作例となってしまっております。
Gタイプとの差別化は?と問われると難しいです。描写では甲乙つけがたい、というかGタイプを所有しているわけではないので、明言は避けます。
強いてあげれば、フイルムでの動員があるのであれば、当レンズのほうが互換性は高まります。デジでの使用であればどちらでも一定のパフォーマンスは残しますので、あとはコストと相談と思います。当レンズに少し足せばGタイプに手が届き、そこからもう少し頑張ればf/1.4のDタイプが名乗りを上げます。この辺はみなさまのセンスとなります。
ニコンの85mmはだいたい前評判がよいので 、ひとまず購入した次第ですが、使ってわかる”使い心地”のようなものがあります。おおよそどのデジで使っても調和してくるような絵作りを持っているので、ピクチャーコントロールも併せていけば、幅が広がります。ぜひお試しを。
2026/3/7 追記
遠景で絞り込むのも良いんですが、近景でわずかに絞った時の絵が印象深く、用途を選んで連れていけば化けると思います。そうでなければ真面目な分つまらないレンズと思います。筆者が感じたのはここで、ファーストインプレではこれを見抜けず、あまり面白くないで片付けましたが、そりゃポートレートなら使われるわというのが、今の印象です。舐めてかかるといけません。残念ながら筆者の人脈ではポートレートの作例を作ることができないうちに手放してしまいましたので、ここだけはお詫びしたいと思います。
一通りの焦点距離を巡回して、次の一手を探る人に試してほしい焦点距離でありレンズでした。
- 焦点距離…85mm
- 開放f値…f/1.8
- 最小f値…f/16
- 絞り羽根…9枚
- 最短撮影距離…0.85m
- レンズ構成…6群6枚
- フィルター径…62mm
- レンズフード…HM23

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