三年近く前の話になります。

今でも好きなカットの一つであります。こうも納得が形になるのは当時としては珍しく、久々のヒット作であったと記憶しています。今となっては当時のような熱は見受けられず、おそらく生まれないような気がしています。過去の自分への嫉妬というのも変ですね。熱を欲しているんですよ。
背景の日没前後の空模様と雲、そして駅前のホテルの情報。これらを保持した上で、影に沈む軌道と600形の赤色をギリギリ拾うレベルの露出。
選択したレンズはNIKKOR-H Auto 50mm F2ですが、ボディはD500。すなわち75mmでのトライでありここは経験からくるもの。
これを望遠で抜いて仕舞えばなんの面白みもなく、周囲の茂みと建物のバランスが重要。自分は今どこからどのような景色を望んでいるのか、果たしてそれが何を伝え得るのか。最後はそれだけを考えて下しました。三年くらいなら当時のことは案外覚えているものです。当然と言えば当然ですが…
個人的にはこのような駆け引きが大好物であります。
二度のダイヤ修正と一度のダイヤ改正を挟んでいますが未だ同じ時刻で京急車の設定がありますので未だ再撮可能案件でもあります。皆様ぜひどうぞ。


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