KS芝

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  • 7月おわり。

    何だかんだまた2週間以上空いてしまいました。モチベーションどうこうよりも、単純に家から出てなかったんですね…

    書こうと思えばいくらでもネタはあったんですが…(特に最近は)

    ちょっと最近撮ったもんでも載せようかと思います…

    ネット上では他で見かけなかったので此処に残しておきます。

    ご存知と思いますがカムチャッカ半島の方で大きな地震がありまして、目が覚めたら津波警報が広く出ておりましたからびっくりです。周辺は海沿いでもなんでもないので特段変わりはないですが、京急の方で運転見合わせが続いたようです。

    そんなこんなで出勤だったので、1582Hの存在も忘れていました。

    その日の夜に一報をいただきまして、翌日の代走をちょっとばかり仕留めてきた次第です。

    720TH 6041-

    21Tの京急車代走です。なぜか午前中もしっかり働いて、印旛日本医大まで一往復しておりました。しかも復路は特急っちゅうことで、やる気を出してきた次第です。路線図的には京急車の特急西馬込はなかなか実現しづらいので、なんとなく珍しいと感じていたんですが、現ダイヤだと定期設定はないんですね。

    場所のチョイスは思いつきが7割と後の3割はとあるレンズを使いたかったがためです。天気も心配でしたし、車種とLED表示を撮りたかったのと、あくまで北総線区間なのは見せていかなければ意味がありません。

    被写界深度も使いながら、トンネル後方から射す光が空調装置と連結面を立ち上がらせたので、このネタでは単純な夜戦より成果が出たと思います。トンネル内ながら18m8両を押し込んで遊べるのは北総ならではですね。

    920TH 〜 入庫

    暇を潰すように入庫まで見てきました。定期列車だと夜の入庫だからこれは珍しいかな?昔のダイヤなんか参照すれば大したものでもないでしょうけど。

    ちゃっかり予定通りの59TH表示をしているもんですから、さながら都営車の風格ですが、一際目立ちます。

    写真にも写っておりますが、5507Fの一部も放置されていました。スカートのカバーが開け放たれています。


    雲の様子もそうですが、何よりも気温で夏を感じています。暑くて暑くてたまらん。それでいて全然天気が崩れないのでもどかしいです。

    ちゃんと水は飲みましょう。自販機の値上げには毎度驚かされますが、たかが50円程度、されど50円程度ですがこれをケチると死にます。

    塩分チャージも忘れずに。

    健康にいきましょう。ここのところは腰以外元気です。

  • もう来たか

    久しぶりに訪れました。

    なんだこの匂いと音と気温は。

    今年もほざいています。「もう来たか」

    どちらもわずかに遅れていましたのでタイミングを探りながらしっかりいただきました。(は見ない)

    かくして2025年の夏がやってきました。

    何をしているんでしょうかね…

  • レンズの社説 15本目

    本当にしつこい天気ですね。湿度のせいで過ごしづらいです。

    この度手に入れたレンズのレビュー(暫定版)です。

    AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VRです。ようやっと構想が形になりました。

    D750で見ていきます。SD(スタンダード)で自動ゆがみ補正はOFF。ヴィネットコントロールもOFF。いつも通りLightroomでRAW現像しています。

    1/1600sec f/5.6 ISO400 (300mm)
    SD 5200K

    まずは300mmで開放です。半分だけ光線が当たっている場面ですが、まずはヌケに驚きました。

    特に申し上げることがありません。(最大級の賛辞)

    1/1600sec f/8 ISO640 (80mm)
    SD 4800K

    右上にぎりぎり太陽を入れた画面です。ナノクリスタルコートと本邦初のスーパーEDレンズの様子を見ています。補正の効果は絶大で、そこらの標準レンズのテレ側でなく超望遠レンズの広角側であることを想像していただけるとわかりやすいと思います。

    1/1000sec f/5.6 ISO800
    SD 4700K

    こちらはテレ側開放です。先ほどの画面の左下を切り抜いたような格好です。大きくハレーションを拾うこともないです。やはりここが大きく破綻しないのは心強いです。適当な300mm程度のズームレンズよりも一番の違いはここでテレ側開放が“ひとまず”使えるだけでも大きく、コストをかける理由があります。

    1/160sec f/5.6 ISO10000 (195mm)
    SD 4150K +マゼンタ30

    高感度での場面。もちろん開放で、手前のぼけを気にしています。

    1/400sec f/5.6 ISO12800 (400mm)
    SD 4150K +マゼンタ35

    テレ側開放の場面。これも高感度と、ピント面の様子を探っています。ひとまず大きく乱れません。とにかくできうる最高ラインを常に提供してくれます。

    1/1000sec f/5.6 ISO400 (400mm)
    SD 4700K

    これも開放。猫の毛並みに注目したいところ。

    1/2000sec f/7.1 ISO800 (200mm)
    SD 5400K

    これだけD5です。よくありがちなシーンでの作例。

    1/640sec f/5.6 ISO640 (600mm)
    SD 5900K +マゼンタ10
    1/640sec f/5.6 ISO640 (600mm)
    SD 5900K +マゼンタ10

    こちらはD500です。テレ側開放ですので、換算して600mmf/5.6になります。ぱっと見はよいですが、拡大していくと粗が見えてきます。開放のAPS-Cからさらに拡大は野暮な気がせんでもないですが、余裕があれば絞ってやりたいですね。

    1/1600sec f/6.3 ISO3200
    SD 4550K +マゼンタ7

    インプレー中ではないです。

    先日の野球観戦時の一枚。D500に当レンズのタッグでした。高感度でも積極的に使っていける機動力があります。


    率直な感想をば。

    ひとまずのインプレをまとめながら毎度のごとくいろいろ書きます。

    難しいことを考えずに使えます。とりあえず結果を出してくれる安心感があります。重量とサイズも踏まえて積極的に起用しようと思わせてくれます。

    比較的設計の新しい超望遠はあまり使ったことがありませんでしたので、ヌケのよさに驚きました。テレ側でもレンズ枚数を感じさせません。このあたりはEDレンズやナノクリスタルコートの恩恵と思います。

    テレの開放では若干気になる所がありますが、ほぼ全域で安定しており、これも使いたいと思わせる要因です。そこらの70-300mmとの違いもここで、最低限開放が使えるというのがありがたいです。

    重量は三脚座含めて1570gですから、見た目ほどヘヴィーではありません。また、フィルター径は77mmですので、ハンドリングもよいです。

    もう申し上げる必要もないかもしれません。もろちんVRもありますし、ひとまず全部入りです。

    追記:2025/9/24

    しばらく使いましたが、とにかく使い勝手がいいです。夕刻〜夜間帯となってもAF-S70-200/4Gを休ませて起用することが増えています。先日の流鉄行き、アクロバットに動く銚子行きでもAF-S70-200/4Gではなくコチラを起用しましたので、それだけの信頼と実績を手に入れています。

    何よりも嬉しいのは、AF-SVR70-300/4.5-5.6Gと違って400mmまでしっかり使えること。コストをかけているので当然と言えば当然ですが、選択肢としてそこにあってくれるだけで嬉しいのです。

    チョイスの決め手。

    どうしてこのレンズに決めたのかというところです。同じコストなら、他社も見渡した時、より長い玉の候補がありますし、純正でも200-500/5.6Eもあります。

    決め手としては実に簡単で、1.まずは純正であること。それから2.自身での運用を想定したときに一番欲しい要素がクリアされているか。この二つです。

    まずは言わずもがな純正で絞った際に、当レンズか200-500/5.6E、あとは180-400/4Eやらその前モデルの200-400/4Gあたりになってきます。後ろ二つはコストで除外とし、そのなかで前二つの候補で決定しました。

    諸元表を確認すれば一目瞭然ですが、200-500/5.6Eではナノクリスタルコートの恩恵にあずかれませんから、同じコストで投入するにはあまりにももったいないという結論でした。といっても、候補を挙げた中で、200mmスタートの時点で候補からほとんど外れていたのが事実です。筆者としては機動力とバランスをそこそこに重視しておりましたので、最低でもアンダー100mmスタートというのは譲れませんでした。

    もう少しここについてしゃべらせていただきます。筆者はD500とD750で二台運用(執筆当時)をしていく中で、たとえ400mmであっても、うちにはD500がいますから実質的に600mmを動員することができるわけです。そこでD500での運用時を想定して広いほうに目をやると、80mmでは換算して120mmであり、200mmでは換算して300mmとなるわけです。300mmスタートとなればそれ以下の画角の補完が難しくなります。逆に120mmでは手持ちの70-200でこれ以下をカバーできますし、適当な標準ズームからクロップで対応することもできます。これを踏まえた上のチョイスとなりました。

    もちろん、大きくコストをかけていくならばここまで具体的なことを考えていかなければなりません。のちに損をしても自分が泣くだけです。

    その他…

    スイッチ周りです。まずはAF/MF切り替えスイッチ。単純な切り換えに加え、AF優先とMF優先を選べるようになっています。表記よりスイッチの位置で把握したほうが使いやすいです。

    二つ目がフォーカスリミッター。これは単純で~6mで制限できます。筆者は入れっぱなしです。

    三つ目はVRのON、OFFです。特筆することなし。

    四つ目はVRのNOMAL/ACTIVE切り換え。手持ちでがっちり保持するのか、揺れる場所で使用する際に使用するのかで使い分けられます。

    さいごに、ズームロックスイッチです。筆者の個体は自重落下がかなりあるので持ち運び、格納時は必須です。

    フードについて…

    いつもの方式ですが、ロックがついているので、故障しなければ勝手に外れて落下するということがありません。筆者の使用環境ではかなりありがたい仕様です。

    追記:修理に出したかった。

    この個体は某カメラ店で中古にて購入。購入時にはなかったVRの不具合が、気がついたら存在しており、保証内での修理を敢行。諸手続きを済ませて、見積もりの連絡をくれとだけ伝えて年を越したころ、最寄りの店舗から修理進行についての連絡をいただきました。

    そこでの回答は、メーカーでの診断結果としては“正常範囲内である”、“不満ならVRユニットごと交換する”との返答で、仮に交換を行えばここは自費負担となる旨は聞いており、その際の見積もりも頂いたが、電話口の筆者は半分キレながらも、それなら不要だから送り返してくださいと、理性を保って伝えさせていただきました。

    どうして使い手がいちいち気を使わないといけないのか。純正品であることの利点が全て剥がれ落ちたような気がしています。70-200/4Gのフードに追い打ちを掛けるようにこの件がありましたので、すっかり冷め切っております。ご容赦下さい。

    さらに追記:

    これについて色々調べたところ、VRの動作前(要するにシャッターを切るタイミングからコンマ何秒か前)に光学系を一度正しい位置に戻してからVRを動作する、露光前センタリングが関係している可能性が浮上。これであれば揺り戻しによる描写への影響があることも可能性としてあるわけです。これの個体差であればいよいよ文句を言えなくなってくるわけで、いくらサードパーティとは言えシグマのUSBドッグが恋しくなるわけです。ひとまず妥協と納得、ただ一つの解決策を手にして現在も運用を続けています。利便性は確かなものがあります。基本性能のせいで捨て難いわけで、その程度見逃してやるべきか、とも思っています。ほとぼりが覚めたのもありますが、とりあえずは妥協という形で決着になりました。

    VRを使わなければこの事象は起こらないことを確認しました。使い手にできるのはただそれだけです。嫌なら最初から使わなきゃいい。家から出なければ余計な災いは降りかからないわけです。これがわからないのであればどんなレンズの運用もできません。もういいです。撮影案件は待ってくれませんから、あとは筆者から一歩二歩と歩み寄ってギャップを修正していくだけです。

    掃いた(5/17追記):

    以上のようなことがあったことも踏まえ、綺麗なうちにさっさと手放してほかを経験しておこうという結論になり手放しました。

    レンズとしての完成度は非常に高く、かけたコストの分だけの仕事は徹底的に果たしてくれたと思います。ただ一つVRだけが足手纏いでしかなく、いくら使わなければコケないとはいえこちらのメイン機はD5。ボディ内手ぶれ補正など当然ありません故、縛りプレイを科されることになります。撮影自体はどうにかなるにしろ、LED表示器という厄介な存在があります。いつでもシャッタースピードを稼げるほど緩い撮影をしているような環境ではないと自負しています。

    他人に勧めるかと言われればもちろんのこと、但し書きは大きく読みやすく、というのが現状の筆者の意見であります。

    まだギリギリ新品での入手ができること、修理がまだまだできることも含めて、とりあえずフルサイズ機のお供ならこれでもいいと思います。

    ただ一つ言えるのは、安い望遠ばかり使っていた筆者の暗い望遠ズームの概念を変えました。

    欲しいのならば、早いうちに…

    最終編集日:2026/5/17

    • 焦点距離…80-400mm
    • 絞り羽根…9枚(円形絞り)
    • 最短撮影距離…1.75m(AF時)、1.5m(MF時)
    • レンズ構成…12群20枚(EDレンズ4枚、スーパーEDレンズ1枚、ナノクリスタルコートあり)
    • フィルター径…77mm
    • レンズフード…HB-65
    • 重量…1,570g(三脚座を含む)

    メーカーページ

  • KS03

    反射処理してます…

    ビルのすきまに生きる駅。

    陽を浴びて駆けて行った。

  • 19B16

    使いたい口実を作った帰り道です。

    さぶろくならライトを試したくなりました。

    このシーンで70-200/4Gを使わずに済みました。便利です。開放からわずかに絞ったのみですが破綻がないです…

    なんの躊躇もなく振り回しています。悲鳴を上げるまで。

    これは意欲が沸きますね。しばらく生きがい。

  • 明日を見ていたㅤㅤㅤㅤNikon D600

    D600を使用してもう2年になります。ここで手放すことになった折、ちょっとばっかしインプレ記事を出してみます。

     

    1.どんな機体か

    発売は2012年9月27日。当時の実売価格ではニコンダイレクトで218,000円で、FXフォーマット入門機と位置付けられ、当時の最軽量フルサイズデジタル一眼レフカメラとしてリリース。当時からリーズナブルなFXフォーマットという位置づけでした。

    有効画素数2426万画素、最大5.5コマ/秒連写、常用ISO感度100~6400と性能にも妥協は見られません。当時としてはこれが最先端で、半年前にリリースされたばかりのD4が常用最大ISO感度が12800だったことを踏まえると合点がいきます。当時のFXフォーマット機のラインナップとしてはD3、D3S、D3X、D700、D800/D800E、そして最新鋭のD4だったわけで、これを踏まえるとかなり手の届きやすいFXフォーマット機であったことがわかります。また、D600の発売日で考えて2400万画素オーバーの機体を手にしようと思えば、APS-Cを見渡してもせいぜいリリースされたばかりのD3200くらいであり、FXフォーマット機であれば、D3XかD800のみです。2012年のなんとなくの中古相場ではD700が13万円強ほど?であり、新品ではD800は人気で品薄高騰となり、D3200はボディのみで8.5万円前後であり、その中でのFXフォーマット機の2400万画素という破格のスペックだったのは間違いないでしょう。

    ちなみに他社を見渡すと、Canonでは5D MarkⅢが3月に発売。これが新品価格が36万円弱。5D MarkⅡが中古で10万円を超す頃合い。12月に発売された6Dがボディのみで新品価格20万円程度。指くわえてまうわ。

    ソニーは…まあええか(よくない)

    2.はてさてそれでは…

    まず実際に運用していて足りないところはないです。というのも、最終的な到達点に余裕を持たせてやれば良いのです。ようするにできない届かないことはやらせない。123系を11両つなげても山手線は走れません。

    もちろん13年前の機体に過度に期待するほうがよろしくありません。おじさんに長距離走は厳しいのです。言わずもがな。

    これをツールとするなら、最高速度をカメラ側に合わせてやる必要があります。ここが理解できず、過度な仕事を任せているといつか破綻します。機体の上限速度は常に把握しておかねばなりません。

    価格に見合っただけの性能はあります。その体力の使い方、ペース配分を考えていかないと、終盤にバテて終わりです。

    できる限りはやってくれるので、レンズ側と己の実力でカバーしてあげて、あとは編集ソフトに任せてやったらしっかり労ってあげてください。

    3.投入経緯

    2023年6月、レンズ群も潤って来たこの頃、筆者は自分に足りないものを見極めていました。とにかくD500一台で走り抜いてきたからこそ、ここから先を見据えたときに、D500を置き換えるのは難しいとて、その仕事を軽減するサブ機が必要と考えていました。それからもう一つの命題は、より広いレンズを求めること。APS-Cの18mmでは足りないと感じていました。そこから出した結論は、”使い捨てでいいから”ということ。どうせ長くは使わない。次なるものを投入するまでのつなぎだし、FXフォーマット入門だし。ということで腹を括ってD600の投入を決意。正直な話コストで揺らいだ場面もありました。

    センサーサイズに差を持たせ、より多くの表現を手にしていくためには必要であり、所持していた50mmを生かすためにも、これにしようかと決めたのは購入の前々日。それまでは、適当な超広角でも投入しようとしていて、それからもAPS-C一台で行くか否かを悩んでおりました。なんとも行き当たりばったりではありますが、某カメラ屋で購入する運びになりました。

    4.なにが出来る。

    ・高感度は如何なものよ。

    FXフォーマット機といってもボーダーはほどほどであり、ここは高画素であることも後押ししている印象です。これで結局せいぜいISO3200程度が実用であると感じており、これ以降はカラーノイズの発生を確認しています。これ以上が欲しいなら相応のコストをかけろと、ある種至極当然のことです。

    これもレンズとの組み合わせ次第では使い途が十分にあり、明るいレンズと合わせてやれば、ひとまずやれるだけのことはやってくれます。70-200/2.8クラスと組み合わせればまだやれます。

    そして、それほど多くの露出を必要としない場合(ここではせいぜい駅構内の明るさ程度でさほどのシャッタースピードを必要としない場合)は、AF80-200newなどとともにパーティを組むことで、露出の少ない場面でもそれなりの結果をもたらすパーティを安上がりに形成することができます。お気を付けいただきたいのは、あくまで安上がりでそれなりの結果なわけで、もちろんコストをかければそれ以上があるということです。なぜD600にするのか。

    ・連写、動体について

    なにを求めているのか。このカメラにどこまでを求められるのか。この辺りは正直に申し上げますと自分で使ってみることで得られるファーストインプレに勝るものはありません。それを踏まえたうえで、ここに記します。

    D600の連写は最大で5.5コマ/秒であり、ではFX機でこれ以上を求めると当時はD700、D3、D4当たりしか存在しません。機動力よりもバランスに重点を置いていることは言わずもがな明らかですが、これ以上が欲しければ、もっとコストをかけるほかないので、ここが当時の妥協点と思います。そのなかでほしい位置で切るためには自分を使うほかありません。撮影はできます。結果は知りません。そういうことです。

    一つ気になったことは、シャッターが1/4000secまでしか切れないことです。のちのD610、D750、D780でもここが解消されていません。これだけは非常に引っ掛かり、下手をすればユーザを軽視していることになります。2400万画素の分際でこの仕打ちはないだろう。入門機に文句を垂れても仕方ありませんので、D600では我慢していました。

    AFについてです。特段申し上げることはありませんが、信頼して使ったことがありません。とりあえず動いていないものにはちゃんと当たります。動体に対しては傾向をつかんでおかないとズッコケます。しっかりコントラストのあるポイントに当てないとすぐに迷います。(AF-C時)

    周辺のポイントは精度が落ちます。こんなもんかで片づけて使っていたので、特段怒るところも褒めるところもありません。心情としてはあるだけ喜べです。


    5.これから投入する方へ

    総括して非常にバランスがよく、便利な機体ですが、これ以上を求めるならコストをかけることは必須ですし、FXフォーマットだから何でもできるわけではありません。ただしFXフォーマットです。利点はそこです。逆にそれ以外は…ご想像にお任せします。

    それから、D600は登場時に、“画像に黒い点が写り込む”という事象のため、リコールがかかっています。文字通りセンサーダストのようなものが見受けられるため、これは気を付けなければなりません。これも含めて、せめてD610に行くのをお勧めします。

    ・メイン機として投入したい方へ

    ハッキリ申し上げます。動体を相手にするならお勧めしません。せめてもD610、若しくはD750に行ってしまったほうが幸せになれます。筆者の購入時からじわじわと中古相場が上がっていることもあり、差額を踏まえたときにそれ以上が検討できるようになってきています。何を撮るにしろ、少しでも新しいものに行ってしまったほうが良いと思います。

    動体を相手にせず、高感度もそれほどいらない、けれどFXフォーマット機が欲しいのであれば適任と思います。ともかくコストを最低限にできるのが利点です。リコール品を引かないようにだけ気を付けてください。抑えたコストでレンズに投資することもできますし、バランス型のパーティを組みたい場合は選択肢に入ってくると思います。

    ・サブ機として投入したい方へ

    最低限のコストで最低限のコストを求める場合にはお勧めできます。しかしメイン機が一桁機ないしはD500クラスであればその性能の差でグリップを持ち替えたときにタイムラグが発生するので、これを慣れていくか、そもそもそれほどの速達性を持たない撮影なのであればよいと思います。

    そのクラスの機体であれば、D600である必要があるのか?という点と、そもそもサブが必要なのかという点をもう一度検討してみてください。

    筆者はD500のサブ機として投入し使用してきましたが、とりあえずはD600で拾えるだけ拾わせて、手に負えなくなりそうだったらD500が出てくるという使い方でとにかく”死角をなくす”ことだけに集中していました。撮っていたものがものだけに忙しなく気を使っていなければなかったため、せめてもレンズ交換の機会の減少を図り、それに貢献してくれました。

    センサーサイズの差を利用することで、一本のレンズで二つの焦点距離を利用することができます。ここは大きな利点です。

    6.操作系について、その他雑感など

    とりあえずスペックでわからないところを記していきたいと思います。最もインプレ記事を書くにああたって一番重要なところです。

    まずは2年使って出た不満をだらだらと記します。

    ISO感度設定について。めんどくさいです。右手一つで露出が組めない。購入後に知ったことであり、これは詰めが甘かったと後悔しました。背面のボタンとコマンドダイヤルで設定することになります。筆者調べで録画ボタンへの割り当てができません。かといってファンクションはレンズ情報手動設定だし、そもそも割り当てできたっけ…

    D500との二台運用で共通の操作でないため、持ち替えのたびに気になりました。しばらくしたら勝手になれましたが、大きなストレスでした。グリップの具合でどちらかはわかるので、感度設定の時に勝手にどちらか把握していました。APS-C入門機のメニューに飛んでからじゃないと設定できないあれよりはマシです。

    チルト液晶には憧れました。やはり使い勝手の良さに指をくわえていました。(きたない)

    ライブビュー時の注意が一つ、D500比でかなり遅延を感じました。80km/h程度の鉄道車両を相手したとき、画面に見えてる景色だけでレリーズしても全くとらえておらず、これが原因でライブビューは避けていました。

    D500に慣れていたのもありますが、グリップが少々心もとないです。もうちょっと厚くするか、深みを持たせてほしい。

    1.2xクロップがありません。地味にしんどい。せっかくの2400万画素が…になりかねません。


    ひとまずこんなもんにしておきましょう。

    また思い出して書き足していると思います。

    最終編集:2025/6/25

    さいごに…

    あくまで筆者の意見です。真に受けすぎないでください。あくまで筆者の状況下での不満ですので、普通に使っていればひどいカメラじゃありません。たぶん。(普通に使う)

    高感度テストを実施しました。こちらを参照ください。

    さいごに少しばかり作例を載せておきます。

    Ai AF Nikkor 50mm f/1.4D
    1/250sec f/1.4 ISO1000
    VI 5400K
    GN Auto NIKKOR 45mm F2.8
    1/1600sec f/2.8 ISO125
    MC 5150K
    NIKKOR-S C Auto 55mm F1.2
    1/400sec f/1.4 ISO400
    SD 4700K +マゼンタ25
    NIKKOR-S C Auto 55mm F1.2
    1/1000sec f/2 ISO100
    LS 5650K +マゼンタ5


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