
こうしてまた、光は去っていく。
ただひとりそこに在る。

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こうしてまた、光は去っていく。
ただひとりそこに在る。

Qui sapienter vixerit aequo animo morietur.

大阪関西万博を訪れてきました。

行き道で人身事故の影響を受けて現地入りが40分ほど遅れましたが、1時間弱待って入場。暑さ対策は必須です。冗談抜きで死にます。

いよいよ大屋根リングをくぐろうという時。この下は日陰ですので、移動する人が多かったです。自販機、小さなグッズの販売を行う場所が少々。この内側にはひたすらパビリオンが鎮座しています。
時間の関係上それほどパビリオンには訪れていませんので、どうか公式や別の方の話を参考にして下さい。感想としては非常に面白かったです。とにかくなんでもあるので、雑多に回るよりかは、気になる分野についての場所を回った方が良いと思います。私はトルクメニスタンやブラジルなど、何も決めずにとにかく色々見て周りました。
(予約してなかっただけ)
興味のない人はとことんつまらないと思います。ノリで行ったら確実につまらないです。専門性が高いわけでもないんですが、1人で気になるところをじっくり回るのが良いと感じました。
あとは物価がすごいです。周知の通り現金は使えません。何を買うにもキャッシュレスで、自販機ですら現金が使えません。徹底しています。

大屋根リング上は一周歩けるようになっています。内側を見下ろす分には楽しいですが、外側を見ると、現実に引き戻されます。ディ○ニーリゾートラインと同じです。
こんなところです。日帰りでしたのでほどほどに楽しんで帰りました。申し訳ありませんが筆者はせっかくだし現地の名物を食べるというこだわりの無い人ですので、万博では何も食べておりません。朝から何も食べず、中華が食べたいからと帰りがけの鶴橋で餃子の○将に入るような人間です。ただし、思わず声が漏れる程度には高価で、それでいて10年くらいかかりそうな行列に気持ちを削がれた人は筆者だけで無いと思っております。
ちなみに、行きも帰りも地理の都合上で近鉄特急に乗車しましたが、行き道は人身事故で乗って20分経たない指定席を降ろされ、なんとか駅員に座席を振替してもらい到着しました。帰りは帰りで、先行する列車が人身事故を引っ掛けたせいで、青山町(わかる人にだけ伝わればいい)で2時間半ほど足止めを喰らい、ドア開放もあったので自販機でお茶を購入して啜って待っていました。再開してもなお普通電車の後をゆっくり着いていくわ、踏切で異常信号を引っ掛けるわで、散々どころの騒ぎでなく、20時ころに到着する予定が、23時を回っての到着でした。怒りよりかは、こんなことがありえるの?という思いでした。あとは疲れたことだけを覚えています。

この辺りにしておきます。本題よりも、この後の印象がきつく、ものすごく1日を長く感じました。

今回からコーナー名を変更しました…
今後ともよろしくお願いいたします。
8月が終わろうとしています。
なんだかんだ文章化に時間がかかりました。
ご紹介するのは…

AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VRです。
2023年の11月に投入。それ以降メインとしてずっと使ってきました。重い腰を上げてレビューしたいと思います。
おもにD600、D750、D500の三機で見ていきたいと思います。どの機体を使用したかを都度記します。

テレ側からです。ひとまず70-200mmですので、この辺りはさすがと思います。無難です。

開放で太陽をギリギリ入れた場面。嫌にならない程度に補正してくれます。

テレ側開放です。並のレンズならフリンジが発生するようなシチュエーションですが、ここは実力を感じます。もうそんな心配はいらないと思えます。良い意味でも開放f/4の実力はここです。

一段も絞らずに遠景ですが、ここもポテンシャルをひしひしと感じます。線が出ることよりは、光源一つ一つに注目してしまいます。
解像力も味方にすれば、手持ちでの活動範囲が広がります。それだけ撮影機会の増幅にも繋がります。コストをかける理由が見えるわけです。

絞り込んでも線はさほど変わりません。若干霞んでいるのは天気のせいで、コントラストも良好です。

細かい色再現まで文句ありません。デジタル設計の利点に当たるような場面で、人によってはこのガンガン使える強みだけでコストがペイできます。

1番使いそうなレンジでの開放です。余計なことを気にすることなく開放から使っていけるので、仕事は軟化します。


2枚続けてAPS-CのD500です。よって換算して300mmの画面になります。もう頭を使わずに絞り開放を選択しています。本機のAFモジュールとの組み合わせではピントワークに苦労しません。
まず書いているのは2025年の8月です。当時を懐かしみながら、また当時のメモなどから拾っていきます。
まずは投入経緯からです。思い立ったのは2023年6月ごろです。
これからのレンズパーティをどう展開していくかが問題でした。
明るいf値を求めていけば、AF105/2.8DとQ-Auto135/2.8を使い分けてこなしていましたが、やはり限界がありました。各ズームに加えてこれらを携帯しなければなりません。
又、これらは将来性が見込めません。ボディ内モータのないニコンZマウントでの使用は少々不便であることから、最低でもAF-SのDタイプ以上である必要も考慮しました。
そこで自ずと候補に上がってくるのは70-200mmクラスのレンズとなる訳です。
AF80-200/2.8D NewやAF-S 80-200/2.8Dが対抗馬になり、それほど悩まずに最終的には個体の巡り合わせでこのレンズとしました。といいながら、求めていたものはこのレンズが持ち合わせていましたので、ほとんど必然的に決まりました。
対抗馬の落選の理由は、とにかくコストに見合った分の魅力が見出せなかったからです。今更古いものに行くのか?というのが当時から若干感じておりましたし、対抗馬になったのもコストパフォーマンスの点からでしかありませんでした。安かろう悪かろうとは言いませんが、うちでこれからずっと振り回すことが決まっているのに、型落ちに資金を回しては元も子もありません。
とにかく永続性です。言うなれば長い間を添い遂げるパートナーのような物ですからもちろん慎重になります。筆者は常日頃1番使用するレンズがこのポジションのため、答えはわかっているが少しだけ悩んでいる状況が続いていました。
最終的には個体の巡り合わせと、資金の目処もあって晴れて11月にお迎えしました。
描写に限った話をすれば使っていての不満を見つけることの方が難しいです。ひとまず開放からの線は絞っても大きく変化しません。あとは光源に相対する場面でどこまで絞り込む露出の余裕があるのかを考えていくのみです。ナノクリスタルコートのおかげで簡単に撮影を済ませることができます。
サイズも小さいです。三脚座は取り外し可能(というかそもそも付属品では無い)ですので、さしずめ適当なキットレンズの延長上か、70-300mmクラスの望遠レンズと変わらぬ使い方ができます。マウント部からレンズの先端まで太さが変わらず、これも操作性に寄与しているものと思います。したがって荷物を減らしながら望遠域はだいたい一本で任せられるので非常に撮影仕事、特に取材周りが簡単になります。APS-C機とのタッグでは300mm f4となりますので、より使い道が増します。

スイッチ周りです。難しいことはありません。
フォーカスリミッターが便利です。~6mで制限できます。またこれをFullにすると、ズーム全域で1mまで寄ることができます。これが案外と助かる時があります。
あくまでも小三元、腐っても小三元ですから、ご購入の際はf/4開放というところを聢とご理解頂きたいと思います。これのために撮影結果に妥協するようなことがあっては、貴殿の撮影環境では不向きということになってしまいます。f/2.8のモデルが存在し、その下位互換であることはご承知いただきたいのです。露出一段に泣かされる撮影をしているような方にはf/2.8のモデルを強くお勧めします。ここもコストのかけようで、購入の段階から露出一段分をドブに捨てることになります。すなわちこれから先このレンズで撮影した結果にはすべて責任がつきまといます。ここだけはどうかご理解頂きたいのです。価格や重量、携行性で推し量れない、あくまでも使用者に寄り添ったレンズ選びの範疇となります。どうか快適に、少しでも軽易に撮影をするために、このコストは飲んでいただきたいと思っています。レンズが使用者の仕事の邪魔をするようなことがあってはいけないのです。その原因は選択した本人に回帰します。
ここを抜きにすると非常に便利の良いレンズです。大きく外すこともないので、とりあえず任せておけばよい安心感があります。仕事が簡単になります。コストをかけたいと思えます。
発端は2024年2月、うちで所有している当レンズを運用中、突然手ぶれ補正動作による異音を確認。どこかへぶつけたわけでも水にさらしたわけでもなく、本体への着脱を行うと正常動作が見られたためその日はそのまま運用を継続、その翌日に点検を行い、“VRが動作しようとすると異音が発生して以後ボディから着脱せねばVRが動作しなくなる”と結論づけました。これにより即日戦線離脱。VRがない分には対して困りませんが、AFを駆動して撮影待機に入るたびに異音が聞こえるなど、気が散るというレベルではありません。またうちではそのような故障した個体をいつまでも運用しているほど適当な現場ではありませんから、当然の処置です。
いつものピックアップサービスでニコンに投げ、見積もりが来たのでそのまま続行、全て終わって受付から2週間程度で帰ってきました。VR異常を認めて組部の交換と、摩耗していたマウント部、保護環、接点類の交換を含めて請求書には32,659円との記載でした。正直この程度でへたるのも非常に理解し難いですが、中古での購入の折、納得の上修理出来るだけありがたいと思えと結論付けてお支払いしました。
修理を明けて復帰してすぐのころ(2024年7月)、30cmほどの高さから寝転ぶと若干硬い程度のカーペットにフードからぶつけたことがあったのですが、それでレンズ本体と接続する溝部分から割れてしまい、即日新品を注文しました。対して勢いもつけていないので驚きましたが、納得させてその時は終幕。
そして時は流れて2025年の2月、今度は少し横から力がかかっただけで嫌な音がして、確認するとヒビが入っておりました。着脱に影響はないため一時は簡易の補修だけ施して運用をしておりましたが、これで頭に来ました。乱暴に扱っているわけでもないのにここまで脆いかと。この程度で使えなくなるフードなのかというのが正直な感想で、二代目に関しては新品で購入して一年使っていませんから、はっきり申し上げてこのラインのレンズの付属品としては到底納得し難い出来です。ただでさえ着脱の突起が緩くなって気を遣っているというのに、そのようなことでヒビが入るような脆さであれば、撮影など二の次となります。筆者の使用状況としてまず安全確保が最重要であることから、これは到底見過ごせる状況ではありません。これを経験してからこのレンズを手放しで他人におすすめ出来なくなりました。もう一度申し上げますが、わざわざ新品で購入してこれですのでここはどうか非常に丁寧に扱って下さい。自身を含めた周囲の安全を確保するために気を遣って繊細に運用していただきたく思います。
追記:2025年8月
またヒビが入りました。もう呆れています。黙って新品を注文しました。
ダラダラと文句を垂れましたが、これ以外には本当に対して不満がありません。レンズとしては本当に良いものです。そろそろ乗り換えも検討していますが、なんだかんだ大きさと性能のトレードオフが上手く取れているせいでどうも嫌いになれません。これでいい、いやむしろこれがいいになっています。
言うなれば富士急行やら八高線やらあっちの方に乗り入れていくE233系の4両のような感じです。ちゃんとボタンでドア開閉ができます。

あくまでメモとして、名鉄蒲郡線の乗車の仕方を残しておきます。
まずは自動券売機が設置されている駅の場合。


ふつうに切符を買う。
ワンマン列車は乗車は先頭車のいちばんうしろのドアからとなる。無人駅での降車時は先頭車のいちばんまえのドアから運賃箱に乗車券を入れて下車する。
これは簡単。
今度は自動券売機がない駅の場合。これは西幡豆、東幡豆、西浦駅が該当する。

駅に設置されている乗車証明書発行機のボタンを押して証明書を発行する。これと同時に運賃を釣りなく用意し、無人駅での下車では証明書と運賃を運賃箱へ入れる。
有人駅ではともに改札で駅員に提示、運賃を支払うことで完結する。
ちなみに基本的に交通系ICカードの利用は不可。例外的に利用も可能であるが、筆者はめんどくさがったため、自販機で小銭を崩して全て現金で払って終わらせてしまった。この場合は試していないのでぜひ名鉄へ問い合わせるか、名鉄のホームページを参照されたい。
以上。


03(3)読みで、猿島を見る会の帰り道に狙いました。同じように出てくる列車で決めて、本番で組み立てます。
4+2の組成であること。あとは3200形の前面形状で損をしたら勿体無い。面はここなら出る。
ファインダーで見ているのは被写体ではなく撮影結果なんだよ。
折れ曲がるタイミングと光源の様子に気を使いすぎて右詰めになってしまいました。ただ、形にできることは把握できたので、そのうちまたやりに行きます。
トリミングしても上下で不恰好になるだけだぞ。
とりあえずそこそこ消化不良だった1日の〆になったので納得になりました。
この被写体気を使うところが多すぎる。